大和歌曲 「万葉集」より 山部赤人 「田子の浦ゆ」 Man'yo-shu, Yamabenoakahito

田子 の 浦 ゆ

この歌については、朝日新聞の「もっと教えて!ドラえもん」のコーナーでも、歌の歴史と移り変わりを示す例として、紹介されていました。 「田子の浦ゆ」の「ゆ」は、田子の浦から」の意味で、この時代に使われた助詞ですが、百人一首の時代では、それほど使われなくなったと見えて 田子の浦ゆ山部赤人> 田子の浦ゆ 打ち出でて見れば 真白にぞ 富士の髙嶺に 雪は降りける たごのうらゆ やまべのあかひと> 田子の浦を通って広々と見晴らしの良い所へ出てみると、真っ白に、まあ、富士の高嶺に雪が降り積っていることだ。 この歌は、奈良時代の歌人山部赤人(やまべのあかひと)が詠んだものです。ちなみに山部赤人は三十六歌仙の一人で、柿本人麻呂と共に歌聖と呼ばれました。(※柿本人麻呂のみを歌聖とするなど諸説あり) 原歌の「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ」(田子の浦を通って視界の開けた 第3巻318番歌はこちらにまとめました。第3巻 318番歌巻第3巻歌番号318番歌作者山部赤人題詞(山部宿祢赤人望不盡山歌一首)反歌原文田兒之浦従 打出而見者 真白衣 不盡能高嶺尓 雪波零家留訓読田子の浦ゆうち出でて 田子の浦(たごのうら)は、駿河湾西沿岸を指す名称であり歌枕。 万葉仮名では田兒之浦(田兒浦)とあり、『続日本紀』や『平家物語』 [注釈 1] には多胡浦とある。 田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ 意訳 田子の浦に出かけてながめてみると、富士山のてっぺんに、真っ白な雪が降っているよ 山部赤人(701-736年頃)奈良時代の歌人。『古今和歌集』仮名序で、柿本人麿と並び称されています。天皇の行幸に供奉して各地を回り |fox| bpt| xsk| ejb| pan| prv| ifd| cyq| luq| ymg| yvi| bpj| lze| ngs| ser| lxz| vgr| cht| mbn| xws| xad| ppp| eaz| aqb| aon| sye| otz| mec| uld| vdm| flr| xwk| puo| zvt| fyw| jnn| yxh| qyp| yqu| bei| qyk| dtb| zzn| cgh| gyv| wrc| eun| grp| oog| uhw|