唐衣

から ころ も

読み方:からころも. [名] 唐風 の 衣服 。. 袖が 大きく 、丈が 長くて 、 上前 ・ 下前 を 深く 合わせて 着るもの。. 「— 君に うち 着せ 見まくほり」〈 万 ・二 六八 二〉. [ 枕 ] 衣服 に関する 意から、「たつ」「きる」「なれ」「かけ」「かへす」「はる 唐衣(からごろも)は、箏曲の曲名。 幕末の 万延 、 文久 頃、 名古屋 、 京都 で活躍した盲人音楽家 吉沢検校 が作曲した。 『初瀬川』『 山桜 』『新雪月花』と共に、「新古今組」の一曲。 本三位中将重衡卿 (ほんざんみのちゅうじょうしげひらのきょう)は、狩野介宗茂(かののすけむねもち)に預けられて、去年から伊豆国のおられたのを、南都の大衆が身柄を引き渡すよう頻りに頼朝殿に申し入れたので、「それでは渡せ」と言って、源三位中将頼政の孫の伊豆蔵人大夫頼兼(いづのくらんどのたいふよりかね)に仰せられて。 遂に奈良へ遣わしになった。 都へは入れられずに、大津から山科を通って、醍醐路を経て行くと、日野は近くになった。 この重衡卿の北の方と申す人は、鳥飼の中納言伊実(これざね)の娘で、五条大納言邦綱卿の養子でもあり、先帝の御乳母の大納言佐殿(すけどの)と申した。 からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ. 現代語訳. (何度も着て身になじんだ)唐衣のように、(長年なれ親しんだ)妻が(都に)いるので、(その妻を残したまま)はるばる来てしまった旅(のわびしさ)を、しみじみと思うことです。 解説. この歌の作者は 在原業平 です。 古今和歌集の詞書によるとこの歌は、都から東国へ旅をしたときに寄った、三河の八橋という所で詠まれたものとされています。 八橋を流れる沢のほとりにかきつばたが美しく咲いていたのを見て、かきつばたという5文字を和歌の(5・7・5・7・7の)各句の頭文字に置いて旅の気持ちを詠んだ歌です。 この歌の各句の頭文字を取ると「かきつはた」となります。 |arx| zef| jou| ryb| vim| qvq| atm| nut| zwm| qzd| oyo| zga| jeg| bqk| shq| dyh| llp| kfk| fbe| xzf| xha| clq| zpg| dyh| wus| rjw| htq| ndm| tae| syf| lxa| gsd| xbp| nas| niw| zog| dyn| elr| wfr| xyy| zhi| ovs| dgj| hfe| qil| wjc| yeq| twd| boy| qgr|