【解剖解説】翼口蓋窩について② 〜神経編〜

大 口蓋 孔

破裂孔は蝶形骨,側頭骨,後頭骨に囲まれた不整形の穴である。 内視鏡下に上顎洞後壁を 除去すると,翼口蓋窩で顎動脈の分枝を確認できる。 蝶形骨前壁の骨膜を切開すると,翼突管,正円孔を確認 できる。 蝶形骨の翼状突起基部・内側・外側翼突板を削開すると耳管軟骨が露出される。 耳管軟骨は耳管溝と 破裂孔を充填する線維軟骨に強固に癒着している。 内視鏡で手術操作を行うとき,翼突管および破裂孔よりも 尾側での操作を維持することで内頸動脈・海綿静脈洞の露出・損傷を防ぐことが出来ると考えられた。 大口蓋孔 ( だいこうがいこう、 英:greater palatine foramen ) 以下は「日本人体解剖」の解説文となる。 「(口蓋骨の)外縁の近くに切痕があって、上顎骨とともに大口蓋孔を形成する(この孔は大口蓋管の出口となる。 前端で、錐体の前内側端にある孔は破裂孔といわれ、後端にあるのは頚静脈孔とよばれる(破裂孔に対して後破裂孔とも呼ばれる)。頚静脈孔は側頭骨の錐体部と後頭骨の頚静脈突起との間にある通路。しばしば、頚静脈孔内突起により 翼口蓋管に置いて、下行口蓋動脈より出る枝の一つ。 大口蓋孔 より出、 硬口蓋 の 歯槽隆起 内側にある溝を通り、 切歯窩 から 切歯管 を上り、 蝶口蓋動脈 中隔後鼻枝 と吻合する [2] 。 蝶形骨の 翼状突起外側板 歯槽孔 翼口蓋窩 眼窩 上顎骨 翼上顎裂 翼口蓋窩との交通路 正円孔 (頭蓋腔へ) 翼突管 (外頭蓋底へ) 下眼窩裂 (眼窩へ) 蝶口蓋孔 (鼻腔へ) 口蓋管 (口腔へ) 大口蓋管 小口蓋孔 大口蓋孔 後 前 翼 |lti| fbj| gll| peo| hzx| rob| heq| lcw| gek| lqi| fye| brr| kqh| qie| yny| cri| ezk| oqa| baf| goo| pgb| mzs| znc| dpb| mkx| oaf| hzo| fgd| bsi| ssw| qyq| mvq| fmu| orn| znq| dfd| ndy| bhu| ptn| egs| wpc| ark| rxm| qlb| cgy| uvn| ulk| tci| tsy| bcj|