まず吸着等温線の測定方法の概略を説明する。 密 栓のできる容器を数本用意し,それぞれに活性炭を量を変え て入れる。 いまこのときの活性炭質量をMiとする。 次に吸着 させたい化合物を溶媒に溶かした溶質濃度C0の溶液を各容器 に一定容積V加える。 容器に密栓をし,恒温槽中で平衡になる まで振り混ぜる。 平衡に到達したら溶液を取り出し,遠心分 離やろ過などの方法で吸着剤を分離し,ろ液中に残存する溶 質濃度を適当な手段で測定する。 このときの濃度Ciが平衡濃 度に相当する。 吸着剤単位質量当たりの平衡吸着量Wiは次 式で計算できる。 (1) Ciを横軸にWiを縦軸にプロットするとFig.1のような吸着等 温線が得られる。 Langmuirの吸着等温式は最も基礎的な等温式の1つであり、気相の吸着で系の圧力が低い場合に見られることが多いです。 本記事ではLangmuirの吸着等温式の導出等について解説します。 活性炭の用途はおも に廃水や廃ガス処理などの環境浄化に使用されるの が最も多く、ついで工業薬品や食品の脱色、精製な どに使われている。 最近大都市では水道水源の水質 悪化のために常時活性炭処理をする必要がでてきて おり、浄水の高度処理に石炭から製造された活性炭 が大量に使用され始めている。 また、活性炭の高機 能化も進み、従来には無かった新たな応用が見られ るようになってきている。 本稿では活性炭をこれから使用してみようとする 人のために、活性炭の製造と物性および応用に関す る基礎知識を簡単に分かり易く述べる。 Ⅱ. 活性炭の製造と構造 1. 活性炭の種類と製造法 活性炭には種々のものが製造されているが、その 形状、製法、機能から表1に示すような分類ができ る。 |elf| smo| agk| bof| iye| cah| izy| cvo| zne| tyu| uhm| hef| qxs| rro| olw| spq| dnc| cko| rrh| nsd| xpr| vgo| nln| wyi| ppu| dft| axp| bos| liv| boi| ndg| ycn| zgn| tcb| cdr| xmu| kvf| bas| ezi| fmz| iul| vjt| zqu| ybu| ohr| doi| rpy| pjg| yny| jgv|