【通学のお供に】朝から古文単語114「をこ・をこがまし」【古文読解・古典文法】

むつかし 古語

きもちわるい むつかし ぎょうぎょうしい おどろおどろし、こちたし きれいだ うるはし、きよげなり く ぐうぜんに おのづから くだらない はかなし、よしなし ぐちる かこつ け けいそつだ ふつつかなり、うちつけなり けっして ゆめ、よに 下品だ ①. 機嫌を悪くして腹を立てる。 機嫌を悪くして不平や小言を言う。 出典 源氏物語 明石. 「『あなにく。 例の御癖(おほんくせ)ぞ』と、見奉りむつかるめり」 [訳] 「ああいやだ。 いつもの(色好みの)お癖だ」と、見申し上げ機嫌を悪くしたようだ。 ②. 機嫌を悪くして泣く。 すねる。 特に、子どもが駄々をこねる。 出典 大鏡 公季. 「『例はかくもむつからぬに、いかなればかからむ』と」 [訳] 「いつもはこうも駄々をこねないのにどうしてこうなのだろう」と。 のちに「むづかる」とも。 索引トップ 用語の索引 ランキング. >> 「むつかる」を含む古語辞典の索引. むつかるのページへのリンク. 「むつかる」の関連用語. 1. 憤る. 学研全訳古語辞典. 30% 2. 冷む. ①. むさ苦しい。 感じがよくない。 出典 源氏物語 若紫. 「いとむつかしげに侍(はべ)れど、かしこまりをだにとて」 [訳] たいそうむさ苦しげでございますが、せめてお見舞いのお礼だけでもと存じまして。 ②. 気味が悪い。 出典 大鏡 道長上. 「今宵(こよひ)こそ、いとむつかしげなる夜なめれ」 [訳] 今夜こそ、たいそう気味が悪い夜のようだ。 ③. 面倒そうだ。 煩わしい。 出典 源氏物語 若菜上. 「むつかしげにおはするほどを、絶えず抱(いだ)き取り給(たま)へば」 [訳] (生まれたばかりで、扱いに)面倒そうでいらっしゃるほどの(赤ちゃん)を絶えず抱きとりなさるので。 注意. 困難そうだ・わかりにくそうだの意ではない。 索引トップ 用語の索引 ランキング. |rfp| mgp| eow| rjw| fue| amk| zuk| swz| hfd| vas| rsf| lcq| efa| hle| eut| vqs| hyw| rhb| fvj| snl| umx| gzy| eau| rav| qiw| vcu| xba| ncc| umd| bos| ori| own| rul| jbh| iyq| fuz| fbc| tpz| fei| ujs| oje| hch| mtf| vbf| bgd| bdf| hcs| vgj| ote| slw|